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2017年 年頭のあいさつ

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年1月1日更新

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復興・創生の完遂に向けて 

     山元町長 齋藤 俊夫

 謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

 町民の皆様におかれましては、ご家族お揃いで穏やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。今年は、あの未曽有の大震災から、早いもので6年目となります。この間、我が町の一日も早い復興に向けて、町民の皆様をはじめ、全国各地から多くの心温まるご支援とご協力を賜っておりますこと、心より厚く御礼申し上げます。

 昨年を振り返りますと、各種復興まちづくり事業が一つひとつ着実に成果を上げ、震災復興計画における発展期のスタートにふさわしい、「新生やまもと」の実現に向け、芽吹いた数々の希望の苗木が、確かな枝振りに成長し、少しずつ、つぼみが花開いていくような1年でした。

 昨年10月には、集団移転先であるつばめの杜地区および新坂元駅周辺地区の両市街地を会場に、これまでご支援いただいた全国各地の皆様をお招きし、「復興まちびらき」を開催したほか、時期を合わせて、駅前の商業施設もオープンするなど、町の着実な復興の姿に感謝の気持ちを添えて、全国に広く発信することができました。

 とりわけ、12月10日には、町民の皆様が心待ちにしていたJR常磐線の運転再開がようやく実現し、山下駅を会場とした一番列車出発式には、早朝にもかかわらず、町民の皆様をはじめ、多くの方々が参集し、記念すべき歴史的な運転再開の感動の瞬間を共有することができました。JR常磐線の運転再開は、仙台圏への通勤・通学の利便性の向上のみならず、新駅を核として町の発展をリードする市街地形成にも大いに貢献してくれるものと期待しているところであり、また、震災を契機に育まれた絆を全国の皆様との交流の懸け橋として、より一層、強く結びつけてくれるものと確信をいたしております。

 また、宮城病院周辺地区においては、医療と福祉が一体となった市街地の形成に向け、先月17日に分譲宅地全10区画および復興公営住宅の一部13戸の引渡式を開催いたしました。当地区を希望された全ての皆様が一日も早く住まいの再建を果たせるよう、引き続き、全力で取り組んでまいる所存であります。

 こうした取り組みと並行し、町の防災・減災対策の一環として、沿岸部の避難築山を備えた避難丘公園も供用開始したところであり、今年中に、つばめの杜地区、新坂元駅周辺地区内に建築中の(仮称)地域交流センターも供用を開始する予定としております。

 他方、産業振興に関してですが、東部地区の農地整備事業も順調に進み、東日本最大規模となる園芸作物用出荷調製貯蔵施設が完成いたしました。引き続き、さらなる販路拡大に向け、いちごやりんご、ホッキ貝等を活用した6次産業化を積極的に推進するなど、山元ブランドの確立に向けて、取り組んでまいります。

 また、震災前からの課題である、我が町の人口減少・少子化問題への対応として、昨夏には、つばめの杜地区内のこどもセンターや保育所、山下第二小学校が相次いでオープンし、これらの施設と一体的に整備したつばめの杜中央公園にも町内外から多くの親子連れが訪れております。未来を担う子どもたちの輝く笑顔と元気いっぱいな姿を目の当たりにし、「子育てするなら山元町」の実現に向けて、大きな一歩を踏み出すことができたと感じております。引き続き、出会い・結婚・子育て・教育に対する支援や定住促進事業をはじめ、ライフステージに合わせた切れ目のない充実した施策を展開しながら、あらゆる世代が安心して暮らせるまちづくりを目指し、町民の皆様と手を携えながら、「復興・創生」の完遂に向けて誠心誠意取り組んでまいる所存です。

 皆様には、より一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、ご健勝とご多幸を心よりご祈念申し上げ、年頭の挨拶といたします。